骨盤内炎症性疾患
そうして骨盤内炎症性疾患の治療のため入院することになった私。
抗生剤を腕につながれ点滴開始。
入院すれば、すぐに楽になるのでは?と思っていたけれど全然で、連日38度越えの熱。
ピーク時には人生初の40.0°!!
全然楽にならないじゃん。。
と弱気になる私。
2日くらい抗生剤の点滴をした後に、先生から
「この抗生剤で効かないようなので、抗生剤を変えます」
とのこと。
どうやら炎症の値も下がるどころか増していたようで・・・
抗生剤を変えてからは熱はだいぶ落ち着いてきて、3日ぶりにシャワーも浴びることができました♪
抗生剤を変えて、二日に一回の血液検査、尿検査。
少しずつ炎症の値は下がってはいるものの、なかなかお腹の痛みは消えず、そればかりか謎の下痢地獄。
これは後で分かったことですが、子宮と腸が炎症のせいでべったりとくっ付いてしまっていたようで、その影響だったみたいです。
10日ばかり抗生剤で炎症を抑える治療を行ってきたけれど、これ以上炎症の値は下がらない。
卵巣にべったりと膿がくっついているので、手術で膿を取り出した方が良いとの説明を受けました。
もともと私は生理痛もひどく、子宮内膜症、チョコレート嚢胞もあり、婦人科系の不調が多々ありました。
帝王切開で2回出産しているので、傷の縫い目に生理の経血が溜まり、生理の出血がだらだらと2週間ほど続くのも悩みでした。
どうせお腹を開くなら・・・
子宮にも炎症があればもう取ってください
とお願いしました。
もう40半ばということもあり、これから子供を産むこともないし、なんとなく残しておくとまた何かしらの病気に見舞われる予感がしたのです。
あっさりと決めてしまったこの出来事になぜだか夫の方が動揺していました。
まあ、でも自分の身体ですからね。
自分で決めました。
決めてしまえば後は手術を待つだけです。
不思議と心は穏やかでした。