あこのリアルな子育て日記

二児の母のあこです。子供が生まれてから喜怒哀楽の多い人生になりました。

6歳の息子が間違いを指摘すると怒り出す②

前回、6歳の息子のお勉強についてお話しましたが、その続きです!

 

現在、コロナ感染拡大防止による休校措置で、お子さんたちは学校に通えないですよね。

 

四月に小学一年生になったてぃー君は、休校中の宿題としてひらがなの練習のプリントを学校からもらってきています。

 

ひらがなの練習もなんとか慣れてきて、もくもくとこなすようになったてぃー君。

国語の教科書の音読もがんばって、やりきれるようになりました。

 

しかし、一安心したのも束の間。

この2,3日、どうも様子がおかしい。

プリントの時間になると泣くんですよ、またしても。

特に書きにくそうなひらがなでもないのに突然なんで??

 

母の頭ははてなマークでいっぱい(?_?)

せっかく日々の学習が習慣になって、板についてきたと思った矢先のこれです。

 

これが、またひどい癇癪をおこすのです。

 

「もう!もう!」

  

と大声でわめいて、机をばんばんと叩いて、椅子から降りて床に寝転がる。

この鉛筆のせいだ!!こいつのせいでうまくできないと、鉛筆を放り投げる。

 

…………( ;∀;)

 

どういう対応が正解なのだろう??

と母は一生懸命考えます。

 

この空間に一緒にいると、前回のように鬼ばばあが私の中から出てきそうだったので、少し別の部屋へ。

その間もてぃー君の泣きわめく声は聞こえてきます。

 

今まで順調に学習に取り組んでいたてぃー君が、この2、3日でこうした態度をとるようになったのには、少し心当たりがある。

違うかもしれないけれど、母の精一杯の推理では、妹のえーちゃんに原因がありそう。

 

と言うのも、えーちゃんはてぃー君が文字のお勉強をしている姿を見ていて、自分もひらがなの練習をしたいと言い出したんですね。

4さいくらいの幼児向けのひらがなのドリルを買おうと思ったのですが、このご時世のせいかなかなか売ってないんですよ( ;∀;)

 

それならば、てぃー君のプリントをコピーしてやらせてあげたら良いのでは??

と思い、まだやっていないプリントをコピーして、えーちゃんも一緒にやることにしたんです。

 

最初はまあ良かったのですが、えーちゃんが思いのほか、ひらがなを書くのが得意だったようで、すらすらとプリントをこなしていったんですね。

えーちゃんは、間違いを教えると「はーい」と言って、間違えたところは気をつけて書いていました。

素直で教えやすいえーちゃんを母もつい褒めちゃうんですよ。

 

「すごいじゃん!えーちゃん上手!ばっちり!」

 

そうこうしていると、てぃー君から変なマイナスオーラが漂ってきます。

 

兄としてのプライドが傷ついたのでしょうか。

 

「もう!もう!」

 

と怒り出し、プリントに涙がこぼれ落ち、プリントにしわが寄り、それが腹立たしい。

間違えた個所を消しゴムで消すのだけど、イライラしながら消すから、プリントがぐしゃっとなってしまう。それにまた腹を立てる。

 

悪循環だなぁ、と思いながら、

 

さあ、母よ!どうする!?

 

と自問自答。

 

前回のように怒鳴ったり、突き放したり、脅すのは止めよう。

かといって、興奮しきったてぃー君に何を言っても、神経を逆なでしそう。

てぃー君の不機嫌の波に一緒に飲まれないように、心を落ち着けながら母は同じテーブルに座りました。(うちはダイニングテーブルで勉強するスタイルなのです。今のところ)

かんしゃくを起こすてぃー君に時々目をやりながら、母はてぃー君の様子をノートに書き記していました。

 

私はいつもてぃー君の怒りの渦に自ら飛び込んでいっていましたが、客観的に文章に書いてみると、不思議とそんなにいらいらもしないし、焦らないんですよね。

 

「ゆっくりでいいよ」

「もし、どうしてもできないなら今日はここまででいいよ」

と声をかけると

 

「やる(・´з`・)」

 

と言います

てぃー君のすごいところはこんなぐちゃぐちゃな状況になっても、やらないとは言わないこと。

泣いてもわめいてもやるんですよね。

やらなきゃいけないことは理解しているし、やったほうが良いことも理解している。

 

でもうまくできない。頑張っているのに年下の妹の方がすらすらと書いていく。

いらいらする。

ママが妹を褒める。

いらいらする。

泣き叫ぶってな感じでしょうか?

 そのまま席に着きながら、母は書き物をして、もうすっかりプリントを終えたえーちゃんと雑談をしていると、その話に興味があったのか普通に会話に参加してくるてぃー君。

話をするうちに落ち着いたのか、気持ちが切り替わったようです。

そこからはいつものてぃー君に戻り、もくもくとプリントに取り組んでいました。

いやー、そこからは早かったよ。

こんなにさくさくできるなら、ぐずってる間にやれよ、と心の中で毒づきながらも嵐が去って一安心の母なのでした('ω')