発達障害の息子と母の入院
骨盤内炎症性疾患と診断され、入院→退院までの経過を記録しています。
いよいよ待ちに待った退院の日。救急搬送されてから3週間と1日。
長かったなぁ。
夫に迎えに来てもらい、病院の外へ。
3週間ぶりの外の空気、外の光。
駐車場が少し離れた場所だったので、お腹を押さえながらゆっくりと歩いて行きました。
ひさしぶりの子供とのご対面です。
うちの長男のてぃー君は、私が入院して1週間後に発熱しました。
熱が下がった後に胃腸の調子も崩し、嘔吐。
更に鼻水が溜まって副鼻腔炎になるという、怒涛の体調不良に見舞われていました。
普段のてぃー君はとっても丈夫で、熱を出したことも数えるほどしかありません。
嘔吐したことも人生初の出来事だったのです。
そして今度は学校を休みすぎたせいで学校に行くのが怖い・・・と。
学校に行きたくない。。となることはこれまでに何度かありましたが、2週間以上の欠席は最長記録。
私が退院した日も学校を休んでいました。
本来なら学校にいる時間に、祖父母の家で私を待っていたてぃー君。
心なしか痩せていますが元気そうです。
3週間ぶりに会う母に少し照れくさそうで、もじもじしていました(笑)
もともとてぃー君は学校が好きではありません。
ASD+ASHDと診断されていて、母の私でも対応を間違えて、てぃー君の激しすぎる感情をこじらせてしまうことがあります。
それを普段世話をしていない夫や祖父母に何の準備もなく突然3週間もまかせていたのですから、ややこしい状況になっているのはなんとなく予想できていました。
そして、実際にややこしいことになっていました(泣)
でもね、もう母は慣れたもんです。
そうなったらそうなったで、また基本に立ち返っていつものように対応して日常に戻っていくしかない、と。
祖父母はとてもよく面倒を見てくれて、感謝しかないのですが、わがままが通る環境に慣れてしまったてぃー君はすっかり勘違い王様野郎。
さてさて、立て直していかないといけませんな。
そう思いつつ、まだまだ家事も満足にできる状態ではないこともあり、後1週間だけ子供たちを祖父母の家で見てもらうことになりました。
てぃー君の不登校を解決するためには一刻も早く、自宅に戻した方が良いことは重々承知していました。
ただ、夫のサポートはあまり期待できない中で、家族4人分の家事を病み上がりの身体でこなし、尚且つ荒れたてぃー君と対峙できる自信がなかったので、後1週間祖父母に甘えさせてもらうことにしました。
そして自宅に戻り、ほっと一息。
ああ、ほっとする。
しばらくすると、長女のえーちゃんが学校から帰ってきました。
「ママー」
えーちゃんとハグハグ♡
「ママ、大丈夫?痛くないの?」
心配しくれるえーちゃんにキュン♡
同性ということもあり、娘にはついスキンシップ過多になってしまう。
髪の匂いもいつもくんくんしちゃうの。
変かな(笑)
家に帰ったら帰ったで色々と気になって動こうとしてしまうけど、やっぱりなかなか思うようにできない。
座りながら何かをするのはそんなに苦にならないけれど、立ってする動作はかなりしんどい。お腹の傷が引きつって前かがみになるのだけど、前かがみで動作していると腰やら肩やら色んなとこに不自然に力が入ってしまうという感じ。
夫は掃除や洗濯はやってくれるのですが、ぎりぎりまでやらないので気になるー。
そして夫は料理が一切できない。
やっぱりね、男とか女とか関係なく日常の家事はある程度はできた方が良いよね。
子供がいれば尚更ね。
この日は少し部屋を片付けて、早々とシャワーを浴び、就寝しました。
↓てぃー君のことでぶれそうになったり、子育てに迷ったときに読み返している私のバイブルです。